イエス・メディアパートナーズ

社会的使命を考える

ロシア軍、撤退の占領地に地雷か ウクライナが非難

ロシア軍、撤退の占領地に地雷を仕掛けた可能性あり

日本経済新聞によるとウクライナの首都キーウ(キエフ)周辺などの占領地からの撤退を進めるロシア軍が、大量の地雷を残している疑いが浮上した。ウクライナ側が主張した。事実なら避難した住民の帰還が難しくなる恐れがある。

ゼレンスキー大統領は2日に公開した国民向けのビデオ演説で、ロシア軍がウクライナ北部から撤退しつつあるとしたうえで「彼らはすべての地域に地雷をしかけている。住宅や器物、遺体にまでしかけている」と主張した。

ロイター通信によると、北部チェルニヒウ州の知事も同日、国営テレビで同様の説明をした。ロシア側はこうした主張に対して反応をしていない。

中東の衛星放送局アルジャズィーラは現地にいる記者の話として、キーウ郊外のイルピンでは危険を理由に当局が住民の帰還を止めていると報じた。当局は、いたるところにわなや爆発物がしかけられていると説明しているという。

ロシア軍がキーウ周辺の北部から撤退する一方、東部や南東部での戦闘は激化しているもようだ。米CNNは東部ルガンスク州の当局者の話として2日、2700人の住民が激戦地から脱出したと伝えた。ロシア軍が避難中の人々を砲撃するケースもあったという。

日本経済新聞 ロイター